メーカーによると今回アメリカのPBSでの放送時のオーディオ・テープを使用してのリリースであり、となっているがわざとらしい歓声、そしてトーキョーという言葉がジェフからも発せられる。ワタクシの耳には、あのRising Force: Live In Japan '85となり、2006年に再度リリースされたDVDからの音源にしか聞こえないのだが、インチキくせなぁ。Amazonを始め、通販サイトなどでも、このインフォメーションを採用しているのだが、どうなのかなぁ。
ヨハンソン兄弟、マルセル・ヤコブ。そしてジェフ・スコット・ソートと最強のラインナップが揃い、俺様ギターを適度に聴かせてくれる。最近のイングヴェイは聞く耳を持たない、注意する人間がいないの裸の王様状態なので、凄い事は凄いのだが、As Above, So BelowやOn The Run Againみたいな曲はもうやらないし、やれない。 前者は北欧メタル、後者はキャッチーさもまぶしたシングルカット向けの一曲と、タイプは異なるがイングヴェイの凄さを端的に物語っている。 インストナンバーの凄さは言うに及ばずだが、延々と繰り返される時間になれたので、この時代は割とコンパクトだなぁと感じ、もう少し欲しいと思う、イングヴェイ、ドM体質に飼い慣らされてしまっている事に気がついた。